家を失い家族とも別れ、金もない14歳の田村少年の夏休みは、一人ぼっちの公園生活から始まった。
その公園の名は通称「うんこ公園」・・・(汗;)。

14年前の大阪で中学生のホームレスが実在したという事実!!
どうしてホームレスになったのか?
10歳の時にかけがえのないお母さんを直腸癌で亡くし、その後、大手製薬会社に勤務していた父親も同じ直腸癌で入院し、闘病生活を送るうちに会社をリストラに遭う。
結局、借金で破産。4LDKのマンションが差し押さえられてしまう。
何も知らない田村少年は学校から帰り、自宅の中にも入れない状況の中、唖然とする。
4歳上の姉、5歳上の兄も自宅に戻り、訳の分からない子供3人に向かって父親は「解散」と告げ、姿を消してしまう。
それでも親か!!信じられないが現実。
その日から田村少年のみならず、3人ともホームレスになってしまう。
最終的には友達や、今の日本では考えられない人情あふれる人たちのおかげで、3人とも過酷な1カ月のホームレス生活で済んだが、何より夏でよかった。
冬だったら麒麟の田村は存在していなかったと思う。
兄弟に気を使った14歳、中学生の田村少年は、仲のいい兄姉とも別れ、家を失い金もない中ひとりでホームレス生活を始める。
寝場所は「うんこ公園」の巻貝に似たコンクリートの滑り台。
風呂など入れるわけがなく、天然の雨がシャワー。
毎日、自動販売機の下を人目も気にせず覗(のぞ)き込み小銭を探し、空腹は草を食べてしのぐが、それに飽きると段ボールを水にぬらして口にした。ハトの餌のパンの耳をわけてもらったこともある。
人は一人で生きているわけではなく、一人では生きられないことを実感する体験談。
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